寒くなってきました。温かくて美味しい物が食べたい季節ですね。今日は、温、冷どちらでも美味しい、しかもいろんなレシピにもアレンジ可能な”トマト煮”の作り方とコツを紹介します。
トマト煮について
ざっくりとトマト煮と書きましたが材料を変えるだけでいろんな料理に変化します。基本的にはお店で売っているトマト缶(ホールタイプ、クラッシュタイプお好みでOKです)を使って煮込みます。
定番 ナスと鶏肉のトマト煮込み
2人前の材料
トマト缶・・・1缶 塩・・・ひとつまみを2回
鶏肉・・・200g コショウ・・・少々
ナス・・・2本 砂糖・・・大さじ3杯
玉ねぎ・・・1個 コンソメキューブ・・・1個
人参・・・半個 サラダ油・・・適量
ローリエ・・・1枚(なければ入れなくてもOK)
材料はこれだけあれば美味しくできます。
作り方
全ての材料を食べやすい一口サイズに切ります。ナスはあくが出るので、切ったら水に5分くらい漬けましょう。
鍋orフライパンに油を引いてまずは鶏肉を焼きます。
ここで最初のポイントです。
鶏肉を中火~強火で焼きます。焼く、炒めるはどっちも同じように見えますが細かく言うと違います。炒めるは、菜箸など使ってサッサッサと材料を動かす感じですね。
焼くは、材料を動かさずに焼き目がつくまで何もしないで待っていてください。
焼いたときの香ばしい匂いは料理が出来終わった後までなくならないものなんです。なので焼いた後に煮ようが刻もうが、香ばしさは残るわけですね。
料理の最大の美味しさは、匂いです。これが一つ目のポイントです。
鶏肉からいい匂いがしてきて焦げ目ができていたら、裏面も焼きます。ここで鶏肉に塩・コショウを軽く振ります。
両面に焦げ目がついたら、とりあえず火が通っていなくても大丈夫。トマト缶とローリエ、人参、玉ねぎを投入します。
ここが2つ目のポイントです。水は入れません。
トマト缶と野菜に含まれる水分で煮ていくのが、トマト煮を美味しく作るコツです。
最初は野菜から水分が出ていませんので、底面が焦げないようにだけ注意してください。
中火で開始してあとは待つだけです・・・。
グツグツいってきたら、ここからは水分を飛ばすように火を通していきます。煮込んで煮込んで水を飛ばすほど旨味が凝縮されてもったりとした感じになってきます。10分ほど頑張れば美味しくなります。
これで完成です。
トマト煮アレンジ
作ったトマト煮はいかようにも使い方があります。
- そのまま食べる
- ジャガイモにつける
- スパゲティにのせる(味の調整が必要、濃いめの味付けにします)
- 蒸し野菜とともに食べる
- ご飯にかけてチーズをのせて焼く
- 材料を変える↓
こんな材料の組み合わせでも美味しいです。作り方は肉から火を通して、火が通ったら残りの材料を全部入れる。簡単デスネ♪
- 鶏肉を豚ひき肉に変える
- 鶏肉をエビに変える
- 豚ひき肉と玉ねぎのみにする
- 唐辛子を入れて辛味を出す
- 鶏肉・ナス・ズッキーニ・赤ピーマン・玉ねぎ
まとめ
- 肉・魚介は焼いて香ばしく
- 水は野菜とトマトの水分で間に合う
簡単に言うと、肉を焼いてから残りの材料入れるだけでいいのですから慣れればトッテモ簡単!自分のお好みの材料を組み合わせてオリジナルのトマト煮を作ってみてはいかがでしょう。