東京の江東区にある富岡八幡宮。
ここで世間が驚く恐ろしい事件が起きてしまいました。
12月7日の午後8時頃。車から出てきた女性と運転手を、男性が刃物で襲ったという事件です。
加害者は富岡八幡宮の元宮司の富岡茂永。被害者は姉の富岡長子。
かなり衝撃が走りましたよね。だれでも知っている神社ですし。
ニュースを聞いてもすぐに事態を飲み込めない感じでした。
事件の内容等は毎日報道されていて、大きい事件だなと思って見ていました。
都内の有名な神社でおこった事件についてふと気になったことが・・・。
都心の一等地にあるこの神社、一体どれくらい稼いでいるのかな?という部分です。
みなさん気になりますよね、詳しく調べてみました。
富岡八幡宮とは?
東京の江東区富岡にある、富岡八幡宮。
都心も都心。ど真ん中ですよね。
しかも地名の富岡が神社の名前でもあるんですから、歴史もあります。
創建は1627年(寛永4年) 今から400年近くも前のことなんですね。
一度、東京大空襲で焼失してしまい、新しく建て直しています。
それが今の社殿です。
富岡八幡宮のトップというべき、現宮司が富岡長子さんでした。
前前代の宮司が、加害者の富岡茂永さんになります。
富岡八幡宮の収入源は?
一般的な神社の収入源
一般的な神社の収入源は、祈祷料です。
結婚式や七五三、お宮参りなどすると神社に払いますよね。あれです。
他には、神社で売っている御札とかお守りなどの物販の売上が収入源になります。
あとは、氏子(うじこ)と崇敬者(すうけいしゃ)と呼ばれるサポーターからの資金援助があります。
この神社の神様に生涯仕えます!という気持ちを寄付として神社に返しているような存在ですね。
ここまでが、一般的な神社の収入源になります。
これは富岡八幡宮にも当てはまりますね。
富岡八幡宮の収入源
上記の祈祷料などと、他にもたくさん収入源があります。まとめて書き出すとこんな感じ
- 賽銭
- 深川八幡祭りの売上
- 駐車場経営の売上
- 横綱力士碑の刻印式等
一つづつ見ていきましょう。
賽銭額はどれくらい?
富岡八幡宮には、初詣だけで毎年約20万人もの人が訪れます。
必ずお賽銭もしますよね〜。
賽銭額は人それぞれバラバラですが、中には普通に一万円札を入れる人もいますよ?
単純に、1人が1000円お賽銭を入れたとすると、正月だけで2億円?!ものお金が入ってくることになります。
一概には言えませんが、お札だけで1億円はくだらないみたいなので、総額で2億円くらいは妥当な金額なのかもしれません。
正月だけで、これですよ?
事件が起きたあとも、毎日のように参拝客が訪れる富岡八幡宮は初詣でなくともお賽銭が入ってきます。
深川八幡祭りの売上
8月に行われる、東京三大祭の深川八幡祭り。
祭りですから、出店や花や周辺の飲食店等などお金の動きが活発になるのは目に見えています。
しかもこのお祭りの動員数は初詣を超える30万人!!
出店は200件を超え、人の波で盛り上がる、まさに夏のお祭りです!
出典:http://www.tomiokahachimangu.or.jp/htmls/maturih1….
具体的な数字は公表されていませんが、動員数から見ても賽銭額と同等かそれ以上の金額を見積もっていいと思いますね。
駐車場経営の売上
これは、12月11日放送の「グッディ」でちらっと出ていました。
富岡八幡宮周辺の駐車場経営の利益がなんと月に800万円ほどあるようです。
これだけで、年間9600万円と1億円近い売上になりますね・・・
横綱力士碑の刻印式
富岡八幡宮は実はお相撲さんの神様の神社なんですね。
ですので、横綱になった関取はここで必ずと言っていいほど式典のようなものを挙げます。
それが横綱力士碑の刻印式です。
最近では、横綱の稀勢の里が刻印式を行っていますね。
出典:https://www.tripadvisor.jp/LocationPhotoDirectLink…
この力士碑への刻印式は途中でやらなくなった歴史があったんです。
しかし、それを復活させたのが、今回の事件の加害者となった富岡茂永元宮司なんです。
この刻印式には莫大なお金がかかると噂には上がっています。
そりゃ横綱になるのも刻印式も一生に一度きりですからね!ここでお金をかけなきゃどこでかける?といったところでしょう。
一般人の結婚式が、相場で200〜500万くらいと言ったところになるとおもいますので、この刻印式は倍くらい見てもいいんではないでしょうか。
宮司の給料は?
宮司の給料は、サラリーマンと同じで勤続年数や役職で変わっていきます。
さらに神社の規模によっても前後するとおもいますから、実際の所いくらなのかはわかりません。
しかし、神職の給与上限というのが決まっています。60万円/月です。
富岡八幡宮は日本でも指折りの大規模神社ですので、宮司の給料は60万円とみてなんらおかしくはなさそうです。
さらには、給料の他に交際費として支給されるお金もあるそうですよ・・・
収入源まとめ
元宮司である富岡茂永さんは神社の売上も好きに動かして豪遊したり金遣いが荒かったという報道もされていますね。
一宮司が、自分の給与とさらに富岡八幡宮の収入を自分のもののように使えるとなっていたならば、それは相当な金額になりますね・・・
しかも、神社の収入には固定資産税や所得税がかからないんですよ!!
これが今回調べている中で個人的に一番驚きました。
ざっくりと、合わせてみるとこのようになります。
- 賽銭額 約2億円
- 深川八幡祭り売上 約2億円
- 駐車場経営 約1億円
- 相撲力士碑刻印式 約1000万円
- 宮司年収 約800万円
これは、必ずしも正しい金額ではありません。
予想する限り、これくらいは収入としてあってもおかしくないかな?という金額です。
参考までに・・・
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ざっくりとした金額がわかっただけでも、今回の事件の発端はお金でそれにまつわる怨恨や私怨といった血なまぐさい事件であると言えるんではないでしょうか。
12月15日追記 収入額について
フライデー最新刊に、富岡八幡宮の収入についてちらっと載っていましたので追記しました。
概ね、記事内に書かれている収入源であってましたね。
まとめでは年間の収入が5億円程と計算していましたが、その年によって前後するようで、多い年にはなんと!約15億円もの収入があったらしいです。
その大金を自分のもののように使っていた富岡茂永元宮司は、それは派手に遊んでいたようです。
想像しただけで怖いですね・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。