幼い頃から女優として活躍する三浦透子さん。女優業の他にも、歌手として活動されています。
その歌声は、RADWINPSの野田洋次郎さんが絶賛するほどなのだとか・・・。女優として活躍する三浦透子さんが、歌手になったきっかけはなんだったのか気になりますよね?
調べてみたところ、映画監督であるタナダユキさんに声をかけられたことが、歌手になったきっかけなのだそう。
今回は、三浦透子さんが歌手になったきっかけやその活躍ぶりについて、詳しく紹介していきたいと思います。野田洋次郎さんが絶賛した理由も、これでわかるかもしれませんよ!
三浦透子が歌手になったきっかけは?
三浦透子さんは、映画監督であるタナダユキさんと一緒に仕事をしたことがきっかけで、歌手デビューしたようです。なんでも「声がいいから歌ったほうがいい」と褒められたのだとか!
ここからは、三浦透子さんが歌手になったきっかけを、詳しく追っていきたいと思います。
三浦透子の歌手デビューは2014年!
三浦透子さんは、2014年ライオン株式会社のCM「働く女性への応援歌」編に女優として出演。歌をワンフレーズだけ口ずさむシーンがありました。このときに、監督であるタナダユキさんから「すごく声がいいから歌ったほうがいいよ」と声をかけられたそうです。
タナダさんに「声がいい」って見つけてもらったそのCMが歌うことのスタートだったんです。ワンフレーズ口ずさむくらいの感じだったんですけど、タナダさんに「すっごい声がいいから歌ったほうがいいよ」って言われて。
引用元:音楽ナタリー
しかし、三浦透子さんは、タナダユキさんの言葉をお世辞だと思っていたのだとか(笑)
三浦透子さんにとっては、このCMが歌うことへのスタートだったんですね!
その後、2015年に監督であるタナダユキさんから、第一三共ヘルスケア「ミノン全身シャンプー」のCMへオファーされます。そこでCMソング『お母さんへ』を披露。
さらに、タナダユキさんが監督を務める、映画「ロマンス」のエンディング曲も歌われています。三浦透子さんは役として出演していなかったのですが、歌ってほしいとお声がかかったそうです!
作品に出演していないのに、エンディング曲を任されるなんてすごいですよね!三浦透子さんの歌声は完全にタナダユキさんの心を鷲掴みにしていることがわかります(笑)
三浦透子の歌声を野田洋次郎が絶賛!
タナダユキさんを虜にした三浦透子さんの歌声は、RADWINPSの野田洋次郎さんまでの心も奪いました!インタビューで野田洋次郎さんは、三浦透子さんの歌声について「不思議な力を持っている」と絶賛されています。
三浦さんの声は発せられた瞬間に、どんな天気をも晴れにしてしまうような圧倒的で不思議な力を持っていました。
引用元:CINRA
三浦透子さんは2019年、新海誠監督のアニメーション映画「天気の子」の主題歌で、女性ボーカルを務めています。
「天気の子」の音楽担当であった野田洋次郎さんは、主題歌を作成した際に「女性の声で歌が入ってほしい」と感じていたそう。そこで、1年間にも及ぶオーディションを行い、三浦透子さんが大抜擢されました。
後ほど紹介しますが、三浦透子さんは2017年にカバーアルバムをリリースしています。なんでも、三浦透子さんのカバーアルバムを聴いた野田洋次郎さんは、その歌声を絶賛し、ボーカル候補に挙げたのだとか!そして、オーディションの末に三浦透子さんは見事、「グランドエスケープ」と「祝祭」2曲のボーカリストに起用されました。
映画監督である新海誠さんも、三浦透子さんの歌声を「世界そのものの響きのような声」と褒めています。
役者の歌声というよりも、世界そのものの響きのような声。個人の感情をすこしだけ越えたような何かを、まっすぐに運んできてくれる声。三浦透子さんの声には、そんな印象を持ちました。
引用元:CINRA
三浦透子さんは「歌の仕事はやりたい」という気持ちが心のどこかにあったそうです。そのため、「新海誠監督と野田洋次郎さんの反応は素直にうれしかった」とananのインタビューで語られていました。
三浦透子さんの歌声には、人の心を虜にしてしまう魅力があるみたいですね!
三浦透子は紅白歌合戦に出場している!
三浦透子さんはアニメ映画「天気の子」の主題歌でボーカルを務めたこともあり、2019年12月31日に放送された、第70回NHK紅白歌合戦に出場されています。ロックバンドであるRADWINPSのゲストボーカルとして「天気の子 紅白スペシャル」を披露しました。
RADWINPSが紅白歌合戦で演奏した曲は2曲です。「グランドエスケープ」と「大丈夫」を紅白だけの特別バージョンとして、メドレー形式で披露されました。三浦透子さんは天気の子の主題歌「グランドエスケープ」を野田洋次郎さんや多くのバックコーラスの方達と一緒に歌われています。
紅白を見ていた方はわかると思いますが、天気の移り変わりを曲の中でとてもうまく表現しているそうです。野田洋次郎さんと三浦透子さん2人の歌声が重なり合うことで、曲調ごとに、さまざまな天気の様子が伝わってくるのだとか。
圧巻のパフォーマンスに、三浦透子さんの歌声を初めて聞いた人達は「本職女優なのに凄すぎる」「素敵な歌声」などといった賞賛の声が多く集まり、話題となりました。
私も聴いたときは、思わず鳥肌が立ちました。壮大な世界観ときれいな歌声に引き込まれてしまうほど素敵でした!人を魅了する歌声とは、このことなのだと実感しましたね!
三浦透子さんは、2019年8月に行われたRADWINPSの全国ツアーでも、スペシャルゲストとしてステージへ登場されています。そのときも、「グランドエスケープ」をフルバージョンで披露したそう。
スペシャルゲストとしてステージに招かれたのは同じく『天気の子』の主題歌である「グランドエスケープ」のボーカリストを務めた女優・三浦透子。
引用元:Rolling Stone
野田洋次郎さんはツアーでグランドエスケープを歌う前に、「三浦透子さんが歌を聴き込んで、自分の歌にしてくれたことを幸せに思っている」と話されていました。
なんと紅白出場の前、2人はすでにコラボされていたようですね!紅白歌合戦で魅せた、息の合ったパフォーマンスは、一度経験を積んでいたおかげもあるのでしょう。一つの作品から得られる、つながりは素晴らしいものですね。
三浦透子のリリースCDはある?
三浦透子さんがリリースされているCDをまとめました。
- coverアルバム「かくしてわたしは透明からはじめることにした」
- 1st ミニアルバム「ASTERISK」
当時、歌を出すことは考えていなかったという三浦透子さん。自分の声をコントロールできるようになればお芝居に活かせるという気持ちだったそう。
しかし、三浦透子さんは「ミノン全身シャンプー」のCMで披露した歌声が注目され、アルバム制作に至り、歌手デビューを果たしました。
coverアルバム「かくしてわたしは透明からはじめることにした」は2017年3月29日に発売。1990年代の名曲を中心に、アコースティックカバーした作品です。スピッツの「君が思い出になる前に」や槇原敬之さんの「遠く遠く」、松任谷由実さんの「Hello,my friend」など、全9曲が収録されています。オリジナルと一味違う、三浦透子さんのやさしい歌声が楽しめますよ!
1st ミニアルバム「ASTERISK」は2020年5月27日に発売されました。coverアルバムをリリースされてから、三浦透子さん、初のオリジナルアルバムとなります。
映画「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」の主題歌「uze」や「天気の子」の主題歌「愛にできることはまだあるかい」のカバーを含む全7曲が収録。アルバムを制作するにあたって、森山直太朗さんや曽我部恵一さん、津野米咲さん(赤い公園)、澤部渡さん(スカート)といった、7組もの豪華アーティストが参加しています。
「ASTERISK」というアルバムのタイトルは、三浦透子さん自身が考えたのだとか。「*(アスタリスク)」は、古代ギリシア語で『小さな星』を意味するそうです。また、掛け算記号としても使われているため、「掛け算」という意味合いが、今回のアルバムにしっくりきたとインタビューで話されていました。
三浦透子さんの歌声と、それぞれのアーティストの感性が合わさった表情豊かな作品を楽しめそうですね!
他にも、三浦透子さんは音楽作品として、ドラマ『うきわー友達以上、不満未満ー』のエンディングテーマである「通過点」や「私は貴方」を手がけています。こちらはCDではなく、デジタル配信となっているようなので、気になるあなたは聴いてみるとよさそうですね!
まとめ
今回、三浦透子さんが歌手になったきっかけについてまとめました。
タナダユキさんに才能を見つけてもらったことがきっかけで、歌い始めた三浦透子さん。その歌声はやわらかくも、凛とした響きをもつ素敵な声ですよね!
私も実際に歌声を聴いてみましたが、透きとおったきれいな歌声に引き込まれました。RADWINPSの野田洋次郎さんや多くの方が三浦透子さんを絶賛する気持ちがよくわかります!まだ聴いたことがないなら、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか?
女優でありながら、歌手としても幅広く活躍する三浦透子さん。今後もどのような活躍をされるのか楽しみです!