フィギュアの新星三原舞依選手が2018GPフランスで見事2位を獲得しました!
これからのフィギュア界を背負っていくであろう三原舞依さん、以前は難病指定にもなった病気にかかっていた時期がありました。
難病を患ってからの選手権優勝という奇跡もあることから「表情のシンデレラ」とも呼ばれています!
今回はその難病とは一体どういうものなのか?現在の症状や回復具合などを調査してみました。
三原舞依の難病指定の病名や症状は?
現在紀平梨花選手や坂本花織選手などと大活躍中の三原舞依選手。まだ19歳という若さにもかかわらず難病指定されるほどの病気を患っていた時期がありました。
今の活躍からは信じられないびっくりするお話ですよね・・・
三原舞依の難病指定の病名は?
三原舞依選手が患っていた病気の病名は「若年性特発性関節炎」というものです。
- 若年性=16歳未満
- 特発性=原因不明
16歳未満の子どもさんに発症した6週間以上続く(=慢性)関節の炎症を若年性特発性関節炎、と呼びます。引用元:http://www.nanbyou.or.jp/entry/3946
簡単にいうとリウマチということです。
約1万人に1人の割合で発症するという非常に珍しく、子供のリウマチ性疾患の中でもっともよく見られる病気で公費負担の対象にもなっている難病です。
三原舞依の難病の症状は?
この若年性特発性関節炎は
- 全身型
- 少関節型
- 多関節型
この3つに分類され、三原舞依さんは「少関節型」に入るそうですね。
主な症状は三原舞依さんが自分で語っている内容として。
発症した当初は肩・肘・足が動かせない状態になり歩くことも出来なかったそうです。
一般的には関節の腫れと痛みが伴い高熱が続いたり、湿疹が出来て赤くなったり色が濃くなったりするんだとか。
発症する患者の特徴について
若年性特発性関節炎は主に1歳〜5歳の子供に最もよく見られる病気なんだそうです。
三原舞依選手がこの病気を発症したのは、2015年のジュニアシーズン中でした。
スペイン大会に出場中だった三原舞依選手ですが、激痛が走り帰国後に入院することに。
わずか4年前の話ですから、三原舞依選手が16歳の時のことです。
前述しましたが、原因は分かっておらず男女比では女性患者が男性の3倍〜6倍くらい多いのだそう。
三原舞依、難病発症後も諦めない!
約2週間ほど入院することになり、フィギュアスケートをすることすらできなくなってしまいます。
しかし諦めたりせずに自分にこう言い聞かせていました。
病気を言い訳にしたくない!
病気をする前の自分を超える!
車椅子生活を送ることになり、4ヶ月もの間氷上に立って練習が出来ませんでした。
出来ることは、関節に負担をかけずに膝周りの筋力を鍛えたり柔軟性を上げたりという地道な努力がありました。
その甲斐もあってか、復帰戦となる2016年9月の「ネーベルホルン杯」では優勝を飾っているんです!
この時使用していた楽曲「シンデレラ」でそのシーズンの4大陸選手権も優勝し、難病から見事に復帰しています。
この劇的な復活劇から三原舞依選手は「氷上のシンデレラ」とも呼ばれました。
三原舞依、難病克服後に変わったこととは?
三原舞依選手、練習できない期間があったにも関わらず2018シーズンの活躍ぶりはものすごいものがありますよね。
昨年に比べても一気に有名になったんではないでしょうか。
普通アスリートは少しでも練習しない期間があるとみるみる差をつけられてしまうのが世の常だと思います。しかし三原舞依選手は難病を克服したことが今の自分に繋がっているそうなんですね。
いくつかあるポイントのうち最も個人的にひっかかったのが
緊張しなくなったということ。
ジュニアのころはすごく緊張していて、全日本ジュニアのときは特にしていましたね。緊張しなくなったのは病気から復帰して、スケートに対する気持ちが変わったからかなと思います。
引用元:ヤフーニュース
練習できることの嬉しさ、幸せを実感しているから緊張やプレッシャーはどこかへ行ってしまったんだとw
それだけ氷の上を滑ることの幸せが大きかったということなんでしょうね。
病気から復帰後のはじめてのGPはアメリカでした。その時三原舞依選手は憧れの存在である浅田真央選手と同じ舞台に立っていたんです。
自分が憧れている浅田選手と同じ舞台に立てるというのがすごくうれしくて、行く前からわくわくしていました。自分の演技がどうとかではなく、日本代表として同じ会場、同じ空間にいられることがうれしくて、浅田選手を応援する気持ちで試合に行っていましたね(笑)。公式練習でも隣で滑っていたのを目でずっと追っていたら、先生に「ちゃんと練習しなさい」と怒られちゃって……。それくらい応援しながら、同じ大会に出られるうれしさでやっていました
引用元:ヤフーニュース
自分のスケートの原点である浅田真央選手との出会いがほんとに三原舞依選手を変えるきっかけとなったなんて感動しちゃいますね!
三原舞依、現在は難病を克服して完治した?
ここまでの三原舞依選手の活躍を見れば、難病の若年性特発性関節炎を克服したと言えますよね!
しかし、この難病は完治せずに成人まで持ち越す割合が6割〜8割ということなのです。
朝起きた時に関節が痛いなと思う時も時々あるんだそうですよ。
そして疲れや風邪などとともにその症状が出てくることもあるんだとか。
病気の発症から2年ほど経過していますが、現在も病の再発や症状が出ないように気をつけながら生活を送っているということでしょう。
それでいてフィギュアで世界を目指しているんですからね・・・、ものすごいメンタルだと思いますよ、ほんと・・・。
三原舞依のプロフィール
名前 三原舞依(みはらまい)
生年月日 1999年8月22日
年齢 20歳
出身 兵庫県神戸市
身長 156 cm
三原舞依選手は、小学校2年生の時にテレビで浅田真央選手を見てフィギュアに憧れます。
家族構成は父、母、兄との4人家族です。趣味はショッピング、スケート鑑賞、けん玉、写真、音楽鑑賞と多彩ですねw
現在所属しているのは「シスメックス」。坂本花織選手もここシスメックスに所属している親友でありライバルです。
三原舞依の出身高校や大学は?
三原舞依選手の出身高校は兵庫県立芦屋高等学校です。
偏差値は56とやや平均より高め。
フィギュア選手は三原舞依さんだけですが、他にもスポーツが強い高校として有名です。
そして三原舞依さんが進学した大学は、甲南大学です。
偏差値は50くらいでほぼ平均、三原舞依さんは指定校推薦で合格しています!

フィギュアで世界を飛び回り、練習をこなしながらも学業も両立していたんですからスゴイとしかいいようがありません!
経営学科ということで、スケートリンクの壁でよく見る広告など仕組みを勉強して、マーケティングについてもっと知ることが出来たらと語っています。
選手生命が終わったあとの人生の方が長いですからね・・・、19歳にしてすでにそこまで考えているってことでしょうか・・・。頭が下がります。
まとめ
三原舞依の難病指定の病名や症状は?現在は克服して完治した?
について記事にしました。
- 三原舞依の難病→若年性特発性関節炎
- 症状→関節の腫れや発熱、動かなくなる
- 現在は克服したが完治はしていない
一番大変なのは、練習ができないことからの基礎体力低下だそうで、かなり苦労されているんだなと感じます。
それでも緊張はまったくしないというんですから肝っ玉が座っていますよね。
次回の大会での活躍も期待しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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