日本女子フィギュアスケート界の新星・樋口新葉さん。ダイナミックで華麗なトリプルアクセルが魅力の選手で、ジュニア時代から数多くの大会で功績を残しています。
これからの日本女子フィギュアスケート界を担う選手になること間違いなしの樋口新葉さんは現役の大学生です。フィギュアスケートと学業の両立させている樋口新葉さんが通う大学とはどこなのでしょうか?また、出身高校やスケート経歴も調べてみました。
樋口新葉の大学はどこ?
樋口新葉さんは明治大学の商学部に在籍しています。現在大学3年生です。
明治大学は東京都千代田区に本部を置く私立大学です。明治14年に開設した明治法律学校を前身とし、同36年、明治大学に改称しました。明治大学には10の学部があり、樋口新葉さんが在籍する商学部の偏差値は62.5~65です。
樋口新葉さんが所属しているスケート部にはフィギュアスケート部門の他に、アイススケートやスピードスケート部門もあります。明治大学出身の有名人は数多く、芸能人だけでなく、スポーツ選手も輩出しています。
- 北川景子(女優)
- 山下智久(俳優)
- 井上真央(女優)
- 長友佑都(プロサッカー選手)
樋口新葉の大学でのスケート経歴
大学に入学した2019年は全日本選手権で2位に入り、3月にカナダ・モントリオールで開催予定だった世界選手権代表に選出されました。
しかし、コロナの影響で、世界選手権の中止が決まり、すでに現地で調整を行っていた樋口新葉さんは日本に帰国することになってしまいました。中止が決まった時には何も考えられない感じだったという樋口新葉さん。ここで思い切って10日間のお休みを取り、気持ちの切り替えをしたそうです。
いつ再開ができるかわからない状況に不安を持ちつつも、オフアイスで練習を続けました。室内では縄跳びやジャンプ、屋外では5kmのランニングをしたり自転車をこいだりして筋力、体力の維持に努めた樋口新葉さん。
その後、2020年には、四大陸選手権で4位、ISUグランプリNHK杯2位、全日本選手権7位と常に上位をキープしています。2021年はグランプリシリーズ第2戦でトリプルアクセルを決めて6位に入りました。
- 四大陸選手権4位
- ISUグランプリNHK杯2位
- 全日本選手権7位
大学に入ってからも好成績を残している樋口新葉さんですが、大学ではスポーツ選手だからといって特別な配慮はなく、学業との両立に大変さを感じながらも、友達の支えの中で頑張っています。
大学ではスケート以外での人間関係が広がり、自身の考え方が変わってきたという樋口新葉さん。スケートが不調で悩んでいた時、友達に相談をすると、「そんなに重く考えなくても、今まで頑張ってきたし、そんなに不安がることなの?」と言われ、気持ちが楽になったそうです。
自分と違う考えを持っている友達が増えたことで、自身の考え方の幅が広がり、スケートに関しても落ち着いて冷静に判断することができるようになった樋口新葉さん。自分を成長させてくれる友達の存在というのはとても大切ですね。
樋口新葉の高校はどこ?
樋口新葉さんの出身高校は、開智日本橋学園中学・高校です。
開智日本橋学園中学・高校は東京都中央区日本橋にある私立の中高一貫校で、偏差値62~69とハイレベルです。都内では有名な進学校の1つでもあります。他の同校出身者は女優の波瑠さんや同じくフィギュアスケーターの武田奈也さんがいます。
中学から同校に通っていた樋口新葉さん。私立の中高一貫校ですから、中学受験をしたということですよね。偏差値の高いハイレベルな学校ですから、受験勉強も大変だったのではないでしょうか。フィギュアスケートも続けながら、中学受験を乗り切った樋口新葉さんのパワーには脱帽です。
樋口新葉の高校でのスケート経歴
3歳からスケートを始め、10歳で初めての大会出場を果たし、その後12歳の時に海外公式戦で初出場にして、初優勝を飾りました。13歳の時には全日本選手権Aクラスで優勝。このシーズンはNHK杯や世界選手権でのエキシビションに特別招待され出演しました。
ジュニア時代になっても活躍は続き、14歳の時の全日本ジュニア選手権では、SP、FSともに首位となり初優勝を飾りました。初出場となったJGPファイナルでは総合3位に輝き、JGPファイナルで日本人が表彰台に立つのは、2009年の村上佳菜子さん以来5年ぶりのことでした。
全日本選手権ではジュニアから推薦出場し、初出場にして3位となり、新人賞を受賞しました。中学2年生での表彰台は2004年の浅田真央さん以来の快挙でした。
ノービス・ジュニア時代ともに素晴らしい成績を残し続けた樋口新葉さんは高校生になっても好成績を収めます。全日本選手権では高校時代の3年間で、2016年に2位、2017年に4位、2018年に5位という素晴らしい成績を残しています。また、2017年のグランプリファイナルでは6位、2018年の世界選手権ではなんと2位に輝いています。
小さい頃からトップを走り続ける樋口新葉さんの努力は計り知れませんね。
まとめ
2001年生まれの現在20歳の樋口新葉さんは、日本女子フィギュアスケート界の次世代を担う存在です。ノービス時代から多くの大会で優勝し、18歳の時には世界選手権では2位に輝いています。
明治大学に通う現役の大学生であり、スケートと学業を両立させている努力家の樋口新葉さん。
152センチと小柄ではありますが、「ジェット噴射がついているようだ」と言われるほどの力強いジャンプが魅力の選手です。パワフルかつ華麗なトリプルアクセルにも注目したいですね。
これからの樋口新葉さんの活躍から目が離せません。