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東京オリンピックの副主将を務めることが決まった卓球の石川佳純選手。その石川佳純選手のオリンピック選考に大きく貢献したのがマネージャー役の妹・石川梨良(いしかわりら)さんのサポートでした。

 

石川梨良さんは次期オリンピック候補を育てる「JOCエリートアカデミー」を卒業後、青山学院大学では育成面でも手腕を発揮しチームを38季ぶりの優勝に導いています。

 

卓球の腕も精神力も磨くと顔の美しさも輝きを増すんですね。今回の記事では、石川佳純選手の妹である石川梨良さんがどのように石川佳純選手の卓球活動に関わっているのかや過去の卓球経歴などを詳しくご紹介します。

石川佳純の妹のプロフィール

石川 梨良(いしかわ・りら)

生年月日:1997年6月14日生まれ

出身地:山口県

身長:158cm

2010年:JOCエリートアカデミー入校

最終学歴:青山学院大学卒業

石川梨良さんは7歳で卓球を始め、JOCエリートアカデミーへの入校が許可され中学入学と同時に上京。北区立稲付中学校、帝京高校に通いながらJOCエリートアカデミーで卓球に励み、青山学院大学に進んでいます。

 

JOCエリートアカデミーへの入校が許可されていたということは、かなりの実力者だったことがわかりますが、卓球漬けの生活をしながらも青山学院大学に受かってしまうのですから、偏差値も高くかなりの努力家なのでしょう。

右下が石川梨良

小さい頃はよく姉妹げんかをしていたそうですが、そのケンカも石川梨良さんが小学2年のときまで。中学生になった姉・石川佳純さんが卓球の腕を磨くために、大阪の四天王寺羽曳丘中学校に進学を決め実家を離れてしまったのでした。

 

※石川梨良さんが入校したJOCエリートアカデミーが開校したのが2008年4月だったので、石川佳純選手が中学生になる年にはまだありませんでした。

 

運営者

石川佳純選手も石川梨良さんも小学卒業と同時に親元を離れ、卓球に専念していたんですね。

JOCエリートアカデミーとは

オリンピックなどの国際競技大会で活躍できる選手を育成することを目的として、JOC・日本オリンピック委員会が2008年に設立した組織で、入校後は寄宿舎生活となります。

 

日本全国から将来有望な小学生・中学生の選手を発掘し、近隣の学校に通学しながら学校以外の時間はエリートアカデミーのある『味の素ナショナルトレーニングセンター』内でそれぞれの競技の練習に励みます。エリートアカデミーでは競技の他に世界に通用するような語学力などの指導も行われています。

妹は石川佳純のマネージャー?

【2020年2月石川佳純選手のお誕生日】

石川梨良さんは青山学院大学時代、入部した頃は3部リーグだった卓球部を1部リーグにまで引き上げた立役者。忙しさから練習に参加できなかった監督にかわり練習メニューを組み立て、優勝にまで導くことができたのは、石川梨良さんの部員をまとめて引っ張っていく力と人柄ではないでしょうか。

 

運営者

それってマネージャーにぴったり!?

そんな石川梨良さんだからこそ、姉・石川佳純さんのサポート役としても重要な役割を果たしていたのではないでしょうか。何といっても血のつながった姉妹だからこそなおさら信頼関係もあり心強い存在になったと思います。

 

石川家の『福を呼ぶ“福子”』

石川梨良さんは石川家では一番の強運の持ち主として崇められていて、何かと頼られる存在。石川家では『福を呼ぶ“福子”』と呼ばれています。たとえば、コンサートの倍率が高いチケットも石川梨良さんに頼ると当たったりするので、昔から【持っている】といって頼られていました。

 

そんな福子こと石川梨良さんがその強運を発揮したのが、2019年7月に行われたオーストラリア・オープンでした。

 

これまで早い段階で強豪の中国人選手と当たり、早期敗退が続いていた石川佳純選手が流れを変えたい、と妹の石川梨良さんにサポートとして同行を頼みます。

 

そして準々決勝で世界1位の陳夢(チンム)選手(中国)と当たった石川佳純選手は見事【4-3】で勝利を挙げています。7度目の対戦で初撃破です。

勝利の雄叫び

これも福を呼ぶ福子・石川梨良さんの福のおかげでしょうか。

 

選手の士気を上げるのもマネージャーの仕事、ということあれば、石川梨良さんは立派に石川佳純選手のマネージャーですよね。

 

ただし、石川梨良さんは2020年に卒業して現役を引退し、就職しているので東京五輪のサポートもマネージャーも実質ムリということになります。

 

運営者

就職先はどこなの?

就職先は全農なのではないか。実はすでに石川佳純選手のサポートに回っているのではないか、という声が聞こえていないわけではありません。

 

もしそうだとしたら石川佳純選手にとっては最強のサポーターなのですが。

石川佳純の妹の卓球の経歴がすごい!

7歳で始めた卓球ですが、姉・石川佳純さんのために家に卓球台を置いて練習場がある環境ですから始めないわけがないですよね。

 

本来なら、姉妹でしのぎあって強くなっていくというパターンもありだったかと思うのですが、残念ながら石川梨良さんが小学2年生、石川佳純さんが中学にあがる年に卓球で強くなるために実家を離れ大阪の中学に進学しているので離ればなれになってしまいました。

 

石川家の方針なのでしょうか、石川梨良さんも小学校卒業と同時に卓球のため家を離れます。

JOCエリートアカデミーに入校

日本オリンピック協会が主催するJOCエリートアカデミーに選出されて入校するという時点で、次世代のオリンピック候補生ということなので、すごいことなんです。石川梨良さんが入校した第3期は卓球での入校は4名でした。

 

入校のための公式な基準は出されていないのですが、日本卓球協会主催の『全日本卓球選手権-ホープス』(小学6年生以下の部)での優勝経験と『東アジアホープス』でのベスト4以内入賞が条件という話もあります。

 

帝京高校・スポーツクラス

高校1年からJOCエリートアカデミー卓球部のキャプテンとして活躍していました。

ジュニアサーキットファイナル:3位入賞

青山学院大学

右下が石川梨良

青山学院大学では主将として2019年秋季関東学生リーグで38季ぶりの優勝に導く貢献ぶりを発揮した石川梨良さん。入学当初3部リーグだった弱小チームを4年間で優勝にまで導いたのは石川梨良さんの力なくしてなし得なかったかったのではないでしょうか。

 

チームには監督はいても忙しくて練習には参加していませんでした。

指導者のいないチームが3部から1部に、そして優勝するまでになったのは石川梨良さんがいたから、とチームメイトが証言するぐらい石川梨良さんの存在は大きかったようです。そんな石川梨良さんは指導者にも向いているのかもしれませんね。

 

木下アビエル神奈川

2019年9月、姉・石川佳純選手に続き、Tリーグ参戦です。

初勝利は2020年1月に行われた日本ペイントマレッツ戦での、木原美悠選手と組んだダブルスでした。

デビュー2戦目にして初勝利です。

石川佳純の妹のかわいい画像!

石川梨良さん、まだ小学生ですね。

【JOCエリートアカデミー時代】
【公式戦・姉妹初対決は姉の勝利】

2012年10月22日

日本卓球リーグ・JOCアカデミー戦に出場した石川佳純選手。

妹の石川梨良さんとの初対決は【3-0】で石川佳純選手の勝利でした。

【2014年・toto WEBムービー撮影時】

大学生になるとこんなに大人っぽくなります。

どの写真をみてもかわいいですよね。

そして大学生になってから大人っぽさも増してきた石川梨良さん。

石川佳純選手よりも目元は石川梨良さんの方がお母さん似でしょうか。

まとめ

【2021年の最新映像】

小学2年生で離ればなれになってしまったけれど、同じ卓球という世界でまた交じり合い、いろいろと話せるようになった石川佳純選手と石川梨良さん美人姉妹。

 

ご両親も早くに手が離れてしまってさみしかったのではないでしょうか。

 

妹思いのやさしい姉・石川佳純選手と、早くから娘2人を卓球の世界に送り出したご両親からの愛に包まれて育ったからこそ、今のやさしくかわいらしい石川梨良さんがあるのでしょう。

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