京都市にある東山高校出身の鎌田大地さん。プロサッカー選手で日本代表のメンバーに選出され、注目を集めています。
鎌田大地さんは世界でも活躍する実力の持ち主ですが、なんと高校1年生のときにはサッカーをやめようとしていたとの噂が・・・!スポーツの名門といわれる東山高校に通っていた鎌田大地さんが、なぜサッカーをやめようとしていたのか気になりますよね?
今回は、鎌田大地さんの学歴とともにサッカーをやめようとしていた理由を紹介していきます。これを読めば鎌田大地さんが努力家であることが伝わるはずです!
鎌田大地は東山高校出身!
鎌田大地さんは東山高校のトップアスリートコース出身です。東山高校のYouTubeチャンネルの動画で話していました。
1868年に設立された私立の男子校
- 偏差値:46~68
- 課程:全日制
- 学科:パスカルコース(理系特進)、クレセントコース(進学)、トップアスリートコース(スポーツ)
- 生徒数:400人以上~1000人未満
- 住所:京都府京都市左京区永観堂町51
東山高校は、京都府にある中高一貫の私立男子校です。勉強合宿や補習など、学習サポートが充実しているので、塾に通う必要がないくらいだとの定評があります。部活も運動部、文化部と共に盛んで全国大会出場レベルだと知られているほど。
鎌田大地さんが在籍していたトップアスリートコースは、知識、人間性、体力を極めたアスリートを目標とする人が全国から集まっています。偏差値は46。プロや大学、社会人チームでの活躍を目指しており、難関大学への進学を目指すことができるのも魅力の一つです。
鎌田大地さんは東山高校でプロサッカー選手になるべく、努力していたのでしょうね!
東山高校出身の有名人は下記の方たちです。
- みうらじゅん(タレント)
- レッド吉田(お笑い芸人)
- 茂山逸平(俳優)
〈サッカー選手〉
- 北川佳男
- 森俊介
- 大久保優
- 中谷喜代志
〈バスケットボール選手〉
- 岡田優
- 稲垣諒
- 金井賢治
- 川嶋勇人
〈野球選手〉
- 岡島秀樹
他にも東山高校はスポーツの名門というだけあって、数多くのスポーツ選手が卒業されていました。
鎌田大地は1年の時サッカーをやめようとしてた?
鎌田大地さんはインタビューで、高校時代に2回サッカーをやめようと思っていたことを明かしています。
「高校3年間で、サッカーを2回やめようと思っていたので(笑い)やめていないこと、サッカーを続けたことが、今こうして自分がいる証拠」
引用元:日刊スポーツ
サッカーをやめようと思っていた理由は詳しくはわかっていませんが、高校1年生のときにはすでにやめようと考えていたそうです。
というのも鎌田大地さんは、中学時代にガンバ大阪のジュニアユースへ所属していました。ところが、度重なるケガで思うようにプレーすることができなかった時期があります。ある試合では前半途中に交代させられ、監督に「今から下のチームに行け」と言われたことも・・・。
同期にはライバルも多く、ガンバ大阪ユースへの昇格は厳しいと言われていました。結果、鎌田大地さんはガンバ大阪ユースへの昇格は叶わず、京都にある東山高校へ進学しています。
鎌田大地さんはサッカーへの情熱は失ってはいなかったようですが、うまくいかない日々の中でモチベーションを保つのは大変だったはずです。鎌田大地さん本人が言ったわけではありませんが、サッカーをやめたいと思うきっかけのひとつだったのかもしれません。
思い描いていた結果にならず、鎌田大地さんは悔しかったでしょうね。
しかし、鎌田大地さんのモチベーションを上げる出来事が!それは第91回高校サッカー選手権の京都府大会の決勝です。鎌田大地さんは1年生でレギュラーでした。
鎌田大地さんは至近距離のシュートを外してしまい、2-3で京都橘に負けてしまいます。ミスしたことを怒られると思っていた鎌田大地さんですが、引退する3年生が「お前が引っ張って行け」と声をかけてくれたのだそう。
鎌田大地さんは3年生を引退させてしまったことが人生のターニングポイントとなり、サッカーへのモチベーションが高まったとインタビューで話していました。
選手権(京都予選)決勝で自分が外して負けてしまった。その試合で3年生を引退させてしまったというのが、サッカー人生の大きなターニングポイントだった。そこから、人間的にも変わったと思うし、サッカーに対してもよりモチベーションが高まった
引用元:YAHOO!JAPANニュース
サッカーをやめようと考えていた鎌田大地さんですが、今は日本代表のメンバーとして活躍されています。サッカーをやめずに続けてよかったですよね!
鎌田大地の学歴まとめ
2回もサッカーをやめようと考えていた鎌田大地さんですが、いったいどのような学歴を歩んできたのでしょうか?鎌田大地さんの学歴と学生時代のエピソードをまとめたので、一つずつ見ていきましょう!
鎌田大地の小学生時代
鎌田大地さんは愛媛県伊予市内にある公立校、伊予市立伊予小学校の出身です。鎌田大地さん自身のインスタグラムに思い出の場所として画像を上げていました。
サッカー経験者であるお父さんにキッズFCへ連れて行ってもらったことがきっかけで、サッカーを始めた鎌田大地さん。小学1年生のときにはリフティングも千回を超え、小学2、3年生の頃には学年が上の試合にもずっと出場していたそう。
そして、小学6年生のときにキャプテンを務め、全国大会へ出場。全国制覇を成し遂げるといった結果も残しています。
鎌田大地の中学時代
鎌田大地さんは愛媛県から祖母がいる大阪府に引っ越し、大阪府岸和田市立北中学校に進学しています。小学校卒業と同時に名門であるガンバ大阪ジュニアユースへ所属。
学校が終わってから、毎日1時間以上かけて練習に通っていたといいますからすごいですよね!
ガンバ大阪ジュニアユースには現在プロサッカー選手として活躍する井手口陽介さんや堂安律さんもいて、トップ下のポジション争いをしていたとのお話もあるほど。
しかし、鎌田大地さんは度重なるケガや急激に身長が伸びたことにより、走るスピードが上がらず思うようにプレーすることができなくなってしまいます。
中学入学時140cmほどだった身長は、中学3年間で175cmまで伸びたそうですよ!一気に身長が伸びたら体のバランスも崩れるでしょうし、思ったようにプレーできなくなるのは当然のことですよね!
「足が遅い」「走れない選手」と言われるのが悔しかった鎌田大地さんはこの状況に甘えることなく、重りをつけて走りまくったそうです。中学3年生の時には、チームでトップ5に入るくらいの走力がついているほどに!
しかし、試合でも思うようにパフォーマンスができなかった鎌田大地さんは途中出場ばかり。守備面やハードワーク面への物足りなさを指摘されたこともあり、ガンバ大阪ユースへの昇格は叶いませんでした。
腰の怪我の影響もあり、思うようなパフォーマンスが発揮できず、守備面やハードワーク面での物足りなさを指摘されたこともあり、ユースへの昇格は叶わなかった。
引用元:Number Web
環境もかわり、学校生活になじむのにも時間がかかったという鎌田大地さん。ガンバ大阪でプロになるためには1番・2番にならないとですが、ライバルも多くかなり厳しい状況だったことでしょう。
鎌田大地さんは、中学生のころからかなり苦労していたようですね。ガンバ大阪ユースへの昇格は叶いませんでしたが、あきらめずに努力していたことがうかがえます!
鎌田大地の高校時代
大阪ガンバユースへの昇格が叶わなかった鎌田大地さんは京都・東山高校へ進学しました。
東山高校は1868年に設立された仏教系の私立男子高校で、部活動が盛んなことで知られています。偏差値は46。3つのコースが設置されており、進路目標や個性に合わせて学ぶことが可能です。また、「セルフ・リーダーシップ」の育成を目指した学習サポート体制も充実しています。
なんでも高校サッカー部の監督である福重良一さんは、鎌田大地さんのお父さんの大学の1年後輩にあたるのだそう。鎌田大地さんは縁があって東山高校に入学されたわけですね!
高校時代は福重良一監督のもと、ハードワークと体の使い方を学び、パスのバリエーションを増やしていきます。朝早くから夜遅くまで練習をしていた当時の生活は、まるでスポ根漫画のようだったとのこと。鎌田大地さんのアシストもできて得点も決められるプレースタイルの基礎は努力あってのものですね!
高校2年生の時にはプリンスリーグの得点王とアシスト王を取っています。ただ、高校選手権には一度も出場できなかったとインタビューで話していました。
高校2年のときに、プリンスリーグの得点王とアシスト王を取りましたけど、年代別の代表には全くからめなかったんですよね。高校選手権にも一度も出られなかったですし……
引用元:Number Web
そして、鎌田大地さんは高校3年生の時にサッカー部の主将を務めましたが、高校時代に全国選手権出場には至りませんでした。公円宮杯プレミアリーグウエストでチームは最下位だったものの、MFというポジションでありながら10得点を記録。得点ランキング4位という結果を残しています。
このときの活躍がスカウトの目に留まり、高校卒業後の2015年にサガン鳥栖へ入団。
今まで悔しい思いをしてきた鎌田大地さんですが、見事プロ入りを果たしています!努力が実を結んだ瞬間ですね!
鎌田大地のプロフィール
- 名前:鎌田大地(かまだだいち)
- 生年月日:1996年8月5日
- 出身:愛媛県伊予市
- 年齢:26歳(2022年11月時点)
- 身長/体重:180cm/72kg
- 血液型:B型
- ポジション:MF
- 所属しているチーム:アイントラハト・フランクフルト
愛媛県伊予市出身の鎌田大地さん。現在はドイツ1部リーグのフランクフルトに所属し、ポジションはミッドフィルダーを務めています。
鎌田大地さんは足元の技術やパスの精度が高く、中盤での攻撃の組み立てを得意としています。ゴール前でのポジション取りから、制度の高いシュートといった攻撃力の高さも持ち味となっており、自ら得点することも可能です。
顔色を変えずいつも冷静なプレーを見せる姿は素敵ですよね!
日本代表に今回初めて選出され、注目を集めている選手ですからこれからの活躍が楽しみです!
まとめ
鎌田大地さんの学歴とサッカーをやめようとしていたエピソードについてまとめました。高校時代に2回もサッカーをやめようと思っていたとは驚きましたね!
今でこそサッカー選手として活躍している鎌田大地さんですが、学生時代は苦労されていたようです。挫折を経験しながらも、あきらめずに走り続けてきた鎌田大地さんはかっこいいと思います!
これからもそんな鎌田大地さんを応援していきたいですね!