ラグビー日本代表のメンバーとして活躍中の李承信(リスンシン)選手は、ワールドカップフランス大会での活躍が期待される人物!
タックルの強さや高い機動力などを活かした力強いプレーは魅力で多くのファンを熱くさせてくれます。
そんな李承信選手の家族構成について調べてみたところ、両親の他に兄弟もいる5人家族だということが判明しました。

兄弟がいるなんてきっと賑やかなんだろうな~
兄弟は2人ともラグビー選手じゃないかなんて囁かれていますが、現在は建設会社の経営者の経営者である父親もラグビー選手だったという情報を発見!
父親も兄弟もラグビーと関わりがあるなんて、まさにラグビー一家だと言ってもいいのではないでしょうか?
今回の記事では以上のことに加えて李承信選手の母親についても考察していきますね!
李承信の家族構成まとめ
在日コリアンかつ朝鮮学校出身ながらも、日本を愛し日本のラグビーチームに貢献したい強い思いを持つ李承信選手。
プライベートなことは不明な部分が多いものの、前述したように家族構成については判明しています。
ということでまずは李承信選手の家族構成をリスト化してみたのでご覧ください。
- 父親:李東慶(リトンギョン)
- 母親:金永福(キムヨンボク) 故人
- 長男:李承記(リスンギ)
- 次男:李承爀(リスンヒョ)
- 三男:李承信(リスンシン)
母親の金永福さんは既に亡くなっていますが、よくラグビーの試合を見に来てくれたりと李承信選手にとっては大きな存在だったようです。

見るからに優しそうな母性溢れる女性なので、きっと李承信選手の誠実な人柄は金永福さんから受け継いだものなのではないでしょうか?
さて、李承信選手には母親を除いても父親と兄弟の3人の家族がいます。
父親のみだと少し寂しい気もしますが、2人の兄がいてくれると心強くもあるのでは?と感じました。
李承信選手の家族一人一人については、それぞれ別の項で解説していきますね!
李承信の父は元ラグビー選手!
ここからは李承信選手の父親・李東慶(リトンギョン)さんについて触れていきます。
李東慶さんの経歴を辿ってみたところ、息子・李承信選手さんと同じラグビー選手をしていたことが判明しました。
画像を見る限りガッチリとした体つきなので、ラグビーをしていたと言われればそんな感じもします。

李承信選手はこの人の遺伝子を色濃く受け継いだんだね!
具体的に李東慶さんはいつ何のポジションのラグビー選手をしていたのでしょう?
息子・李承信選手と比べると非常に情報が少ないですが、多少なりとも父親・李東慶さんについての情報が出てきています。
ちなみに現在はラグビー選手ではなく、建設会社の経営者をしているようですよ〜。
李承信の父はラグビー選手だった!
李承信選手の父親・李東慶さんは神戸朝高、朝鮮大時代にラグビー選手をしていたそうですよ!
ポジションはプロップで、相手フォワードと直接組み合うスクラムの要になります。
8対8の激しいぶつかり合いでは体を張ったプレーが必要とされるので、体格だけでなくパワーと気力も欠かせない要素です。
父は神戸朝高、朝鮮大でプロップだった。今は、親族らと建設関係の会社を経営する。
出典元:ラグビーリパブリック
ラグビー選手としての詳細な実績は明らかになっていませんが、長年プロップの役割を担ってきたならそれなりに強い選手だったのでしょう。
息子・李承信選手とのツーショット画像を見ましたが、体格的にはあまり差がないようにも思えました。
李東慶さんが何故ラグビーから離れたのか理由は不明ですが、ラグビーはとにかく怪我のリスクが付きまとうスポーツです。
本人は続けたくても思わぬ故障に見舞われ断念した・・・なんてこともあったのではないでしょうか?
ちなみに李東慶さんは李承信選手のラグビー指導をすることもあったそうで、駄目出しをするのではなく褒めて自由にプレイさせてあげたそうですよ〜。
その指導方針が実を結び、李承信選手の実力を引き出す一因になったのではないか?と思いました!
李承信の父の現在は建設会社の経営者!
前項で挙げた記事を見てもらえば分かるように、李承信選手の父親・李東慶さんは建設関連会社の経営者をしています。
といっても会社名や会社が担っている業務などの詳細は一切分かっていません。
建設関連会社と一言で言っても以下の4業態に分類されているようです。
- 補償コンサルタント
- 地質調査業
- 測量業
- 設計業
用地買収、地形測量、地質調査、設計などは公共工事を進める為には欠かすことの出来ない工程になります。
補償コンサルタントは用地買収する対象となる土地や建物の査定をする業態、地質調査業は道路を設計する前に地質を調査する業態。
道路を設計する為に地形を調査するのが測量業、最後に道路設計を行うのが設計業若しくは設計コンサルタント会社です。
李東慶さんは上記のいずれかを担う建設関連会社を経営していることになりますね。
李承信選手は兵庫県神戸市出身なので、李東慶さんが経営する建設関連会社は地元にある会社なのでしょう。
会社の規模も明らかになっていませんが、親類らとこの会社を経営しているそうですよ〜。
李東慶さんは高校・大学とラグビーで活躍した人なので、きっと経営者としてもある程度成功しているのではないでしょうか?
李承信に母はいる?
李承信選手には母親・金永福(キムヨンボク)さんがいましたが、李承信選手が小学校6年生の時にこの世を去っています。
当時の金永福さんはまだ44歳の若さ、非常に悲しいお別れだっただけでなく本人ももっと人生を楽しみたいと思っていたに違いありません。
どうやら金永福さんの体を『炎症性乳がん』が蝕んでいたことが、亡くなる原因となったようですよ。
炎症性乳がんは乳がんの中でも進行性が早い病気で、亡くなる数年前から入退院を繰り返すような状況が続いていました。
李選手の母・永福さんは乳がんだった。
乳がんの中でも進行がはやい「炎症性乳がん」。数年前から入退院を繰り返し、闘病生活を送っていた。
出典元:NHK NEWS WEB
辛く苦しい入院生活から抜け出せたと思ったらまた入院生活に逆戻り・・・。
そして手術して再発し、どの医師からも余命1年を宣告される事態にまで陥ります。
薬を処方してもらっても効かないほどの深刻な病気は本人の精神まで徐々に蝕んでいったのでしょう。
画像を見ただけでも笑顔が素敵で優しい雰囲気なお母さんだと分かりますね!
実際、息子・李承信選手のラグビーを厳しくも温かく見守り、既に彼が小学生の頃からワールドカップで活躍することを強く願っていました。
李承信選手が18歳の頃には、金永福さんから「2019年のワールドカップ絶対出な」と言われたこともあるそうです。
(母・永福さん)
「2019年のワールドカップに絶対出てな」(李承信 選手)
「それは、まだ無理やろ」出典元:NHK NEWS WEB
結局まだ18歳という年齢で日本代表に交じり試合することは現実的ではなく、2019年ラグビーワールドカップ日本大会への出場はありませんでした。
母親の存命中にその願いを叶えることは出来なかったものの、現在の李承信選手は日本代表の一員として頑張っています。
しかもワールドカップフランス大会出場切符をチームで手にしたので、金永福さんもきっと天国から息子の活躍を喜んでくれることでしょう。
李承信の兄弟もラグビー選手?
ここまで李承信選手の両親についてお伝えしてきましたが、李承信選手には兄弟がいることが判明しています。
長男で4歳年上の李承記(リスンギ)さん、そして次男で2歳年上の李承爀(リスンヒョ)選手の2人です。
つまり李承信選手は男三兄弟の末っ子になるわけですね!
長男・次男とも大阪朝鮮高級学校のOBで元主将、全国高校ラグビー大会でプレーした経験まであるようでした!
実際、李承記さんは高校3年時に、そして李承爀選手は高校1年時に同大会へ出場しています。
弟・李承信選手が第98回全国高校ラグビー大会に出場した際の記事に、「同校で主将を務めた兄2人に続いて聖地に立つ」とあったので確かでしょう。
記事が出た2018年12月当時の李承信選手はまだ大阪朝鮮高級学校の3年生だったそうです。
東大阪市花園ラグビー場で27日開幕した第98回全国高校ラグビー大会で、4大会ぶりの出場を果たした大阪朝鮮(大阪第2)が28日、初戦に臨む。左センターの李承信(スンシン)主将(3年)は、同校で主将を務めた兄2人に続いて「聖地」に立つ。
出典元:毎日新聞
それはともかくとして、大阪朝鮮高級学校卒業後の李承記さんは法政大学でラグビーを、李承爀選手は帝京大学でラグビーをする道を選びました。
李承爀選手については大学卒業後も三重ホンダヒートに所属し、引き続きラグビー選手として活躍中だということが判明!
李承信選手が2022年5月のツイッターに、「来シーズンは兄と試合したい、皆さんもホンダヒートの応援お願いします」と投稿しています。
一方の李承記さんはというと、現在ラグビーをしていることが窺える情報は一切ありませんでした。
これについては今後何か耳寄りな情報が出れば、その都度追記していきますね。
ちなみに法政大学4年生の時の李承記さんはプロップを、帝京大学2年生の時の李承爀選手はフッカーだったそうです。
以上のことを考慮すると、李承信選手の兄弟はかなりラグビー選手として期待されてきたことが分かります。
李承爀選手は現在もラグビーを継続中のようなので、弟・李承信選手に負けず劣らずの活躍を見せてくれるといいですね!
まとめ
李承信選手の家族についての話題を中心にお伝えしてきましたが如何だったでしょうか?
今回お伝えした内容は主に以下の通りです。
- 李承信の家族構成は両親&兄弟合わせて5人!
- 父親・李東慶は元ラグビー選手で現在は建設関連会社の経営者
- 建設関連会社の業態は全部で4つ存在
- 母親・金永福は44歳で炎症性乳がんのため亡くなっている
- 李承信の兄弟は高校時代に全国高校ラグビー大会に出場!
- 次男・李承爀は三菱ホンダヒートの現役ラガーマン
こうして見てみると李承信選手の家族もラグビー愛が強いようですね。
家族全員がお互いを支え合いながら懸命に生きてきたように感じ、とても感動した考察内容でした。
今後も李承信選手と家族が幸せになってくれることを願うばかりです。