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佐々木洋

岩手県にある花巻東高等学校野球部の大物スラッガー・佐々木麟太郎さん。

 

菊池雄星、大谷翔平に続く怪物と言われていますが、彼の父親は花巻東高等学校野球部の監督・佐々木洋さんです。高校野球ファンには有名ですが、一体どんな方なのでしょうか。

 

佐々木麟太郎さんの家族構成から、佐々木洋さんのプロフィール、さらに大谷翔平選手を育てた英才教育の内容についても調べてみました。

佐々木麟太郎の家族構成 

佐々木麟太郎

2005年生まれで現在16歳の佐々木麟太郎さん。花巻東高等学校の1年生で野球部に所属しています。花巻東のスーパー1年生と言われている佐々木麟太郎さんの家族構成をまとめてみました。

佐々木麟太郎の家族構成
  • 佐々木洋(父)
  • 佐々木玲香(母)
  • 佐々木麟太郎
  • 佐々木秋羽(しゅう・妹)

妹・秋羽さんは麟太郎さんの1つ下で現在15歳中学3年生です。小学2年生の時から野球をやっていて、現在は金ヶ崎リトルシニアに所属し、チーム唯一の女子選手として頑張っているそうです。2020年東京オリンピックでは聖火ランナーとして岩手県内を走りました。

佐々木秋羽

笑顔が可愛らしい女の子ですね。聖火ランナーの志望動機の記事の中で、将来の夢はみんなを笑顔にできる女子プロ野球選手になることだと語っていました。麟太郎さんと共に日本野球界を盛り上げてくれる存在になるかもしれませんね。

佐々木麟太郎の兄弟や家族構成まとめ!年齢や名前は?

佐々木麟太郎の父は花巻東の監督!

佐々木洋

花巻東の怪物と言われている佐々木麟太郎さん。そんな彼の父・佐々木洋さんは花巻東の野球部で監督を務めています。チームを甲子園に春夏通算11回も導いている名監督です。また、菊池雄星選手や大谷翔平選手を育てた名指導者としても知られています。

 

佐々木洋平監督のプロフィール

名監督であり、名指導者として知られる佐々木洋さんとはどんな人なのでしょうか。プロフィールを紹介します。

佐々木洋

佐々木洋プロフィール

名前:佐々木洋

生年月日:1975年7月27日(2021年現在46歳)

出身:岩手県北上市

出身校:岩手県立黒沢尻北高等学校→国士舘大学

幼少期から野球を始め、プロ野球選手になることが夢だったそうです。黒沢尻北高校の野球部に入りますが、残念ながら甲子園出場は叶いませんでした。高校卒業後は国士舘大学に進学し、キャッチャーとして活躍しました。

 

佐々木洋は花巻東の監督歴20年! 

現在、花巻東高校の野球部監督を務めていますが、指導者としての始まりは大学の先輩である横浜隼人高校の水谷哲也監督との縁で、同校のコーチを務めたことからでした。

佐々木洋
佐々木洋(左) 水谷哲也(右)

2000年に岩手県に戻り、教員として花巻東高校に着任します。その後、バトミントン部や女子ソフトボール部の顧問を経て、2002年に念願の野球部監督に就任しました。

 

監督就任から3年後の2005年には初の甲子園出場を果たしました。2009年には菊池雄星選手と共に、春の選抜で準優勝し、夏の選手権大会ではベスト4に進出しました。

菊池雄星

2011年と2012年には大谷翔平を擁し、甲子園に挑みましたが、両年とも1回戦敗退してしまいました。2021年夏までに春大会3回、夏大会8回に出場しています。

大谷翔平

花巻東高校を甲子園へと導き、菊池雄星選手と大谷翔平選手を育てた佐々木洋監督の指導力はスゴイですね。

 大谷翔平も育てた監督の英才教育がスゴイ! 

菊池雄星や大谷翔平を育て上げた名監督・佐々木洋さんはどんな信念を持って指導しているのでしょうか。

佐々木洋

  • 野球選手を育てるのではなく、野球ができる立派な人間を育てる

    佐々木洋監督が大切にしていることは、「選手を育てる前に人を育てる」ということであり、野球=人生だと考え、野球で学んだことを人生にも活かせるように指導しているそうです。

     

    また、「効率の良い連取」にこだわりを持ち、徹底的に論理的に練習方法や知識を選手たちに伝えています。いかに時間をかけずに結果を出すか、そのために必要なのは失敗を経験することであり、選手たちには「積極的に失敗しろ」と伝え、大切なのは失敗したときに現在の自分に力がないことを自覚し、修正していくことなんだそうです。

     

    大谷翔平選手を初めてみた時のことを、「びっくりした。速い球が投げられるわけじゃないが、リーチが長くしなやかだった。高校3年間でどうなっちゃうんだろう」と話しています。メジャーリーグどころか、ドラフト1位になることはすぐにイメージできなかったそうです。

    佐々木洋
    佐々木洋監督(左) 大谷翔平(右)
    • 先入観は可能を不可能にする

      大谷翔平選手が佐々木洋監督に対して、「150キロ出すことを目指します」と話したとき、監督は「160キロを目指せ」と伝えたそうです。

       

      監督のその言葉を聞いた大谷翔平選手は「最初からできないと決めつけるのはやめよう」と思い、その後、実際に大谷翔平選手は160キロを記録しています。高校生で160キロ出してしまう大谷翔平選手の凄さは、佐々木洋監督の言葉によって引き出されたのかもしれませんね。

      佐々木洋
      花巻東高校の野球部に飾ってある監督の言葉

       

      佐々木洋監督は自身のことを「指導者である前に教育者である」と話しています。野球選手である前に社会の一員としてしっかり振る舞ってほしいので、その土台作りのため、生徒たちに真摯に向き合っているそうです。

       

      佐々木洋監督のそんな教えを享受し、メジャーリーグでも誠実で真面目な振る舞いをする大谷翔平選手はファンだけでなく、チームメイトや関係者、メディアからも賞賛されています。

      佐々木麟太郎の父は花巻東の監督!大谷翔平も育てた英才教育がスゴイまとめ 

      花巻東高等学校野球部の監督に就任して20年が経つ佐々木洋監督。自身のことを「指導者である前に教育者である」と語り、選手たちの人格形成を大切にしています。

       

      そんな佐々木洋監督のもとで育った大谷翔平選手や菊池雄星選手は、メジャーリーグに行っても、真面目で誠実な振る舞いが、ファンやチームメイト、現地メディアから賞賛されています。

       

      それは大谷翔平選手や菊池雄星選手の凄さだけでなく、佐々木洋監督の人間性や教育力、指導力の賜物であると言えるかもしれません。

      佐々木麟太郎の身長は何センチ?幼少期からデカかった?