日本女子スノーボード界の若きエース・鬼塚雅選手。2015年の世界選手権を史上最年少の16歳3ヶ月で制覇し、2018年の平昌オリンピックでは見事8位入賞を果たしました。
北京オリンピックを前に注目が集まっている選手の1人です。そんな彼女が使用しているスノーボード板ブランドはどこなのか、気になりますよね。さらに着用しているウェアや鬼塚雅選手のスポンサーについても調べてみました。
鬼塚雅のスノーボード板のブランドは?
2021/2022年シーズン、鬼塚雅選手が使用しているスノーボードブランドは彼女のスポンサーでもある「NITRO」(ナイトロ)です。
NITRO(ナイトロ)は1990年に、スノーボードをより多くの人に楽しんでもらいたいと考えていた2人のスノーボーダー、Thomas DelagoとSepp ArdeltによってシアトルのVera´s Cafeで立ち上げられたスノーボードのトータルブランド。
鬼塚雅選手のスポンサーでもあります。鬼塚雅選手使用モデルは「VICTRIA」で、スノーボードで出来る事の限界に挑戦したい女性のためにデザインされ、「伝説」とも呼ばれています。
鬼塚雅選手が使用しているのは、「NITRO VICTRIA 21−22モデル レディースII C8」で、価格は103400円です。NITROのホームページやムラサキスポーツ、楽天市場などのオンラインショップから購入できます。
鬼塚雅のウェアブランドはどこ?
鬼塚雅選手が着用している最新のウェアブランドはYONEXで、2021/2022最新モデル「A3 JACKET」です。YONEXのホームページや楽天市場、Yahoo!ショッピングから購入可能で、価格は57200円です。
パンツは同じくYONEXの2021/2022最新モデル「A3 PANTS」で、価格は46200円です。ジャケットと同じく、YONEXのホームページや楽天市場、Yahoo!ショッピングから購入することができます。
鬼塚雅選手のInstagramで着用している動画が投稿されていました。
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ジャケット、ウェア共に、耐水・透湿・充熱・除湿機能を併せ持つ高性能ウインターウェアなので、鬼塚雅選手のパフォーマンスをバックアップしてくれる抜群のアイテムですね。
鬼塚雅のスポンサーもまとめ!
日本を代表するスノーボーダー・鬼塚雅選手をサポートするスポンサーはどんな企業なのでしょうか。2021年現在、12社もの企業がスポンサーとなっています。
- NITRO
- ELECTRIC
- REDBULL
- 星野リゾート アルツ磐梯。猫魔スキー場
- ARTISTIC&CO.
- エイブル
- ようきペットクリニック
- Samantha Thavasa
- F-JANCK
- 大阪王将
- Swix
- スリックハウス
NITROはスノーボードブランドで、鬼塚雅選手は2020年からNITRO国際ライダーになっています。鬼塚雅選手が使用しているスノーボード板はNITROの「VICTRIA」というモデルです。NITROはライダーからの声に基づいて製品開発をしており、ライダーからの信頼も厚いブランドです。鬼塚雅選手はこれまでBURTONとスポンサー契約していましたが、2020年にNITROへ電撃移籍し、大きな話題になりました。
ELECTRICはスノーボードゴーグルやサングラスのブランドで、鬼塚雅選手はELECTRICのゴーグルを使用しています。自身のInstagramでも紹介していました。
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投稿を見ると、「形もカッコよくて、色のバリエーションもたくさんあるからオシャレさんにもおすすめ」と書かれており、アスリートだけでなく、一般のスノーボーダーにも使えるモデルのようですね。
REDBULLは誰もが知るエナジードリンク「レッドブル」の企業です。鬼塚雅選手が被っているヘルメットはREDBULLが提供しているものです。
星野リゾート アルツ磐梯・猫魔スキー場は鬼塚雅選手が使用しているスキー場です。コロナ禍で練習が難しくなった鬼塚雅選手のために、アルツ磐梯にオーダーメイドパーク「Miyabi Park」を造成しました。星野リゾートのホームページには鬼塚雅選手の写真と共に、プロフィールやエピソードが紹介されています。
ARTISTIC&CO.は化粧品メーカーで、高級美顔器なども販売しています。鬼塚雅選手の美容担当スポンサーです。鬼塚雅選手もInstagramでARTISTIC&CO.の化粧品を紹介し、メイクした自身の画像を投稿しています。赤いリップが鬼塚雅選手にとても似合っていますね。
エイブルは2021年10月からの新規スポンサーです。「お部屋探しはエイブル」でお馴染みですよね。鬼塚雅選手のスノーボード板にはエイブルのステッカーが貼られています。
ようきペットクリニックは広島県にあるクリニックで、院長と一緒に練習をしていたことをきっかけにスポンサー契約することになったそうです。
SamanthaThavasaは有名アパレルブランドですよね。多くの芸能人もモデルを務めています。鬼塚雅選手のウェア以外でのスポンサー契約になります。2021年9月にはSamanthaThavasaのお店を訪れ、ショッピングを楽しんだことをInstagramで報告していました。
F-JANCKは東京都千代田区にあるスノーボードショップです。鬼塚雅選手の他に、飛田流輝選手もスポンサー契約しています。
大阪王将を運営しているイートアンド株式会社は2017年から鬼束雅選手のスポンサーを務めています。
近年、大阪王将はアスリート応援に力を入れており、未来のオリンピック選手をサポートしていくことを表明しています。鬼塚雅選手には大阪王将の店舗メニューやイートアンド株式会社の冷凍食品が送られているそうです。
Swixはスノーボードやスキーのボードワックスメーカーです。鬼塚雅選手はスポンサー契約前からSwixのワックスを愛用していたことから、2015年にスポンサー契約を結びました。Swixがスポンサー契約を結んだ日本人は鬼塚雅選手が初めてです。
スリックハウスは新潟県にあるスノーボードチューンナップショップです。スリックハウスには鬼塚雅選手専用のブログがあり、鬼塚雅選手が自身の近況を報告してます。
12社もの企業とスポンサー契約を結んでいる鬼塚雅選手。誰もが知る有名企業ばかりですね。世界で活躍するアスリートですから、宣伝効果も絶大なのかもしれません。
鬼塚雅の年収はいくら?
数多くの有名企業がスポンサーになっている鬼塚雅さんの年収について、気になりますよね。プロスノーボーダーの収入源は主にどんなものがあるのか、鬼塚雅選手の年収についてもまとめてみました。
- スポンサー収入(用具提供や年間スポンサー料)
- 各大会における優勝賞金(国内最大級の大会で100〜300万円)
プロスノーボーダーの主な収入源はスポンサー収入と各大会の優勝賞金です。
日本にはプロスノーボーダーが約400人いると言われています。その多くが年収100〜200万円で、スノーボードは日本ではまだマイナースポーツであるため、スノーボードだけで生計を立てていくことは難しいとされています。
スノーボードの神と称されるアメリカのショーン・ホワイト選手の年収は約5億円とも言われており、その収入の多くはスポンサー契約料やCM出演料です。
国際大会で優勝できれば、年収2000万円も夢ではないと言われていますが、スノーボーダーの選手生命は10年ほどしかなく、トップレベルのプロ以外は年収がほとんどないのは実情です。スノーボーダーとしてスポンサーに付いてもらうためには、国際的な大会で好成績を残し、人気を獲得することでスポンサーが付きやすくなります。人気があれば注目を浴びることも多くなり、スポンサー企業としては抜群の宣伝となるからです。
日本を代表するトッププロスノーボーダーの平野歩夢選手は冬季オリンピックで2大会連続銀メダルを獲得し、スポンサー契約は9社です。平野歩夢選手は国内外の人気も高く、年収は1億円ほどではないかと思われます。23歳の若さで年収1億円とは驚きです。
さて、鬼塚雅選手の年収ですが、国際大会で好成績を収めていて、スポンサー契約も12社であることから推測して、2000〜3000万円ほどではないでしょうか。
あくまでも推測なので確かな情報ではありませんが、鬼塚雅選手もまだ23歳であることを考えると、とても高い年収ですよね。12社もの企業からスポンサー契約をしてもらえるほどの実力をつけた鬼塚雅選手の努力は計り知れません。
スポンサー契約には選手の人間性も重要だと言われているので、目標に向かってひたむきに努力を続ける鬼塚雅選手に惹かれた企業が多いのかもしれませんね。
まとめ
2015年の世界選手権を史上最年少の16歳3ヶ月で制覇して以来、多くの大会で活躍を続ける鬼塚雅さん。可愛らしい笑顔と、迫力たっぷりのボードテクニックで、多くのファンを魅了しています。
大人気の鬼塚雅選手が愛用しているスノーボード板やウェアのブランドはスタイリッシュなデザインで人気のNITROだということがわかりました。ライダーの声に耳を傾けて製品開発を行うことから、ライダーからの信頼も厚い企業です。
これからの活躍が期待される鬼塚雅選手には12社もの有名企業がスポンサーとして付いていることがわかり、年収も高額ではないかと思われます。
2022年の北京オリンピックへ向けて、鬼塚雅選手に注目していきたいですね。