水泳で東京五輪金メダルとの呼び声高い池江璃花子選手。このたび「白血病」と診断されたことを告白しました。
そのニュースの衝撃たるやすごかったんですが・・・、いまだ18歳の池江璃花子選手と「白血病」があまりにも結びつかなかったもので・・・。
活躍しているニュースしか聞いていなかったし、まだ若いし、オリンピックで金メダル候補の一人と私は思っていました。というか間違いなく金メダルとるでしょう!
そんな池江璃花子選手が白血病だと告白して気になったのは、今どんな症状があって、白血病の種類は何なのか?というところ。
今後の水泳選手としての未来もどうなるのか気になりますよね。
池江璃花子選手が白血病を告白
池江璃花子選手が2019年の2月12日に、自身のツイッターで「白血病」と診断されたことを発表しました。
こちらが池江璃花子選手本人のツイッターでの報告文です。
応援してくださる皆様、関係者の皆様へご報告があります。
日頃から応援、ご支援いただきありがとうございます。
この度、体調不良としてオーストラリアから緊急帰国し検査を受けた結果、「白血病」という診断が出ました。
私自身、今だ信じられず、混乱している状況です。
ですが、しっかり治療すれば完治する病気でもあります。
今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。
今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。
これからも暖かく見守っていただけると嬉しいです。
池江璃花子
引用元:池江璃花子ツイッター
自分でSNSを通じて「白血病」と診断されたことを告白した池江璃花子選手。
内容を拝見してみると突然の白血病の診断に驚き、混乱しているようですね。自分の身に起こった出来事ではないような感じなのでしょう。
それでも文章の最後には、病気に対してとても前向きな姿勢が伺えます。強がりかもしれませんが・・・。
白血病には何種類かタイプが存在していて、池江璃花子選手はどんなタイプの白血病なのでしょうか。
池江璃花子選手の白血病の種類は?
白血病には大きく分けて「急性」と「慢性」があるようです。
- 急性骨髄性白血病
- 急性リンパ性白血病/リンパ芽球性リンパ腫
- 急性前骨髄球性白血病
と
- 慢性骨髄性白血病
- 慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫
このように大別すると5種〜7種ほどに別れるようです。
今の所池江璃花子選手の白血病の種類については明らかになっていません。
症状や以前から感じていた違和感みたいなものはあったのか、調べてみました。
池江璃花子選手の白血病の症状は?
池江璃花子選手は2018年の10月頃に「日大に合格した」というニュースがありました。極最近の話ですよね。
この時までは全く体調不良といった報道も無く、予兆すら感じないわけですが・・・。
ほんとつい何日か前の2019年2月7日に、オーストラリアから緊急帰国しています。
この時の報道では、1月18日にオーストラリアに合宿に向かい、2月10日に帰国予定でした。それを体調不良を理由に数日早めています。
具体的な体調不良内容としては
体の重さを感じている。タイムが上がらないわけではないが、体力、体の疲れ、泳ぎの感覚が少しずれている感じがある
引用元:スポニチ
オーストラリア合宿に帯同した三木二郎コーチも池江璃花子選手の異変に気づいていたようで、
会見では「二週目の後半からしんどい姿を見せていた。肩で呼吸していた」と語っています。
オーストラリア合宿前にはアメリカで高地合宿をしていた池江璃花子選手。アメリカから帰ってきた時すでに体調がおかしいと感じ始めていたようです。
アメリカから帰国してすぐのインスタ投稿はこちら
見ているだけだと分かりませんが、池江璃花子選手の中では「異変」があったようです。
でもコメントもしている通り、「世界選手権でメダルを獲るため一歩ずつ全力で頑張っていきたい」と力強い言葉を残しているんですね。
そこから一ヶ月しか経過していません・・・。
時系列で簡単にまとめてみると
2018年12月3日〜24日頃まで アメリカ合宿
帰国後に調子が上がらない
体が重い、疲れがある
日本で年越し
2019年1月13日〜2月10日 オーストラリア合宿
1月終わり頃の合宿中、肩で息をしていた
2月7日に体調不良報道
2月8日に日本に帰国
2月12日 白血病と診断される
こういう流れになります。
池江璃花子選手の白血病は急性?
時系列で見てみると、池江璃花子選手の白血病は「急性」ではないかな?と思われます。
2018年の夏にはパンパシとアジア大会で合計9個もメダルを獲得しています。それからが急すぎますよね。
- 急性骨髄性白血病
- 急性リンパ性白血病/リンパ芽球性リンパ腫
- 急性前骨髄球性白血病
これら急性の白血病の初期症状はどれも「貧血による息切れや動悸、倦怠感」があるようなので、池江璃花子選手の体調不良内容とも一致します。
それでも御本人も完治できる病気とおっしゃっているように、今では白血病は不治の病ではないようです。
白血病のタイプによっては移植が必要な場合もあるようですが、今はそこまで分かっていませんね。
診断した医師によれば、しっかり治療していけば十分に治るということなのですね。
池江璃花子選手の白血病の再発率は?寛解はいつ?
すこし調べるだけで白血病についての情報は出てくるわけですが・・・。
どうやら白血病という病気は「完治」という言葉を使わないようなのです。
これは症状やがん細胞がなくなっても完治したと言えないからなのだそうです。再発の可能性が残っていて、いつ再発するかは分からないらしいのです。
これを「寛解」といいます。
寛解とは病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽減した状態。または見かけ上消滅した状態。癌(がん)や白血病など、再発の危険性のある難治の病気治療で使われる語。例えば、癌が縮小して症状が改善された状態を部分寛解、癌の症状がなくなり検査の数値も正常を示す状態を完全寛解という。
引用元:コトバンク
では再発率や寛解まで要する期間はどれくらいなのでしょうか??
調べてみると急性白血病の場合、寛解する確率は70%〜90%くらいでかなり高いみたいです。そして年齢が若いほど寛解率も上がるんだとか。
それでも寛解までの期間はかなり長いようなのです。
競泳の池江璃花子選手の白血病
急性白血病とみられるが、一般的には、強力な抗がん剤治療が行われるため、その治療自体に大きな身体的負担とリスクを伴う。
そして、完全寛解のち、経過観察の上、医師が完治と診断するまで長い道のりとなる。 https://t.co/FdZv7JpJLt— 平凡な労働者の一人™ (@macfreesoftjp) 2019年2月12日
そして再発率の方は約20%前後らしいですね。
これが高いのか低いのかもよく分かりませんが・・・。今の最新医療技術で症状が出ないように出ないようにという方向に持っていくことは出来るようです。
池江璃花子は東京オリンピックは出場できるのか
今回白血病を発表した池江璃花子選手。応援する側としてどうしても気になるのが、東京五輪に出場できるのかどうか?という点です。
なぜこのタイミングなんだろう・・・と思ってしまいますが。
東京五輪に出場するためには基準記録というのが設けられています。
- 50mバタフライ
- 100mバタフライ
- 50m自由形
- 100m自由形
- 200m自由形
これらの種目に出場する予定だと思われますが、池江璃花子選手は全てのスタイルで基準記録よりも速いタイムを叩き出しています!
なので記録的には問題ないので、あとはこの1年ちょっとで実際の大会で成績を残していけばいいと思うんです。なにせ東京五輪の金メダル候補ですからね。
ですが、心配なのは白血病治療の影響の方です。
治療するとなれば水泳が出来る時間が少なくなるわけですし、トップアスリートともなれば少し練習しないだけで何日分も遅れを取ると言われていますよね。
寛解まで5年ほど見るという意見が多かったので、次期東京五輪の出場はまったくもって分かりません・・・。それでも全力で応援していきたいですよね!
まとめ
池江璃花子選手の白血病の種類は?東京オリンピックは出場できるのか
と題して気になる点を調べてみました。
池江璃花子選手の白血病の種類は「急性」と思われます。
現在の症状として確認できたのは
- 体の重さ
- 体の疲れ
- 息が上がる
といった軽い症状のようです。
それでも寛解までは5年くらい見たほうがいいらしいので、東京五輪は難しいのかもしれません。
ここらへんは新しい情報が入り次第随時更新していきます。
まだまだ若い池江璃花子選手です。東京の次も次の次も目指せるだけのポテンシャルは持っていますよね!ぜひ頑張っていただきたいです!応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。