結論から言いますと、相撲観戦もサッカー観戦も面白いです。
相撲のどこが面白いの?とかどうやって観戦するの?といった相撲を見ること自体が面白くないとおもっているあなた!
今日は、すこしでも相撲が面白くなる、見るときのポイント どこをみながら観戦したらいいの?という点をまとめたいと思います。
相撲のルールについて
これは、解説しなくてもわかるとは思いますが、土俵から出たら即負けです。
力士になるのは大変
- 義務教育を修了し、新弟子検査日に満23歳未満である男
- 身長173センチ以上
- 体重75キロ以上
これは力士になるための最低条件で、体も大きく体重もある程度はあったほうが有利なのは当然のことです。なので食べることも相撲を取ること以上に、仕事としてこなさなければいけません。食べれば、体も大きくなりますからね。
番付とは?
横綱 大関あたりはCMに出ていたりテレビ露出が多いのでたくさん見かけると思います。相撲にはランキングが設定されており、横綱はそのランキングの最高位になります。
下記2017年11月現在
幕内 | 横綱 | 白鵬 日馬富士 稀勢の里 鶴竜 |
大関 | 高安 豪栄道 照ノ富士 | |
関脇 | 御嶽海 嘉風 | |
小結 | 栃煌山 玉鷲 | |
前頭 | 東西それぞれ筆頭~16枚目 | |
十両 | 東西それぞれ筆頭~14枚目 | |
幕下 | 東西それぞれ筆頭~60枚目 | |
三段目 | 東西それぞれ筆頭~100枚目 | |
序二段 | 東西それぞれ筆頭~107枚目 | |
序の口 | 東西それぞれ筆頭~28枚目 |
今現在461名の力士と呼ばれる人たちがいるわけですね。
その中でも上位わずか43名が幕内力士と呼ばれていて、その中でだれが一番強いかを毎場所決めているわけです。
相撲でよく使われる用語
相撲をみるときに、覚えていてほしい相撲用語を3つ紹介します。これだけでも分かっていれば相撲を見るのが一層面白くなるはず!
上手 下手(うわて したて)
ハッケヨーイ、ノコッタ!っと言って相撲が始まります。相手のまわしを取りに行きいざ!掴んだときに
- 相手の腕の上からまわしをつかむと上手
右手でまわしをつかむと右上手
左手でまわしをつかむと左上手
- 相手の腕の下からまわしをつかむと下手
右手でまわしをつかむと右下手
左手でまわしをつかむと左下手
四つ身
- 右下手でまわしをつかむと右四つ
- 左下手でまわしをつかむと左四つ
右四つと左四つは下手のときにしか言いません。相撲中継を聞いていると、アナウンサーの方は、右上手!とかは言いますが右下手!とう発言はしません。右下手、左下手は右四つ、左四つと言っていますね。
差す
相手の脇の下に、手をいれること。
- 両腕とも相手の脇にいれることはもろ差し
- 張り手していって自分の有利な差し手にもっていくことは張り差し
力士には得意な勝ち方がある
ここまでをなんとなーく理解した上で、これから解説していくことが面白い!となるはずです。
まずは、幕内まで来ている力士ならば自分が得意とする勝ち方がかならずあります。
ハッケヨーイ!ノコッタ!の始まりの合図でお互いが、自分の有利な組み手に持っていきたいので、始まった瞬間にして一瞬で勝負の優劣が決まるパターンがほとんどです。
右四つを得意としている力士同士が勝負する場合、どうやって右下手を取り、相手に左上手を取らせるか。と考えて勝負が始まるわけですね。
一般的に、相手の腕よりも下に自分の腕があるほうが力が入ります。自分の腰の位置に近ければ近いほど力が入り有利になる、自分の力を100%出せる、というわけですね。
こういう戦いの攻防、始まる前の思考の攻防が上で上げた差し 四つ身 上手 下手のそれぞれのパターンでいくつも存在します。まだ戦い方はたくさんあるので今書いた以外にももっとたくさんあります。
まとめ
どうですか?!始まった瞬間にどうもっていくかで一瞬にして勝負が決してしまうのです。相撲の勝負は15秒から30秒 長くて1分というところでしょう。
毎日毎日練習して、年間で4場所しかない勝負を披露する場所。
頂点にたつ43名でだれが一番かを決める。
一番勝ち星を上げた力士が優勝。2位とか3位は決めません!
まさに国技と呼ぶにふさわしい男らしい勝負が繰り広げられているのです。