女優で歌手としても活動する三浦透子さん。
NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」や映画「ドライブ・マイ・カー」といった数々の作品に出演し、注目を集めています。また、新海誠監督のアニメーション映画「天気の子」の楽曲でボーカルを務め、紅白歌合戦にも出場しました。
そんな三浦透子さんですが、2019年に大学を卒業されています。大学では数学を専攻していたという情報も・・・三浦透子さんが、どこの大学へ通っていたのか気になりますよね?
今回は、三浦透子さんの出身大学やその活躍ぶりについてまとめたのでご紹介します。
三浦透子のwiki的プロフィール
はじめに、三浦透子さんのプロフィールをご紹介します。
- 名前:三浦透子
- 生年月日:1996年10月20日
- 出身:北海道札幌市
- 年齢:25歳(2022年3月時点)
- 身長;157cm
- 血液型:B型
- 所属事務所:ユマニテ
趣味は音楽鑑賞で、特技はルービックキューブだそう。三浦透子さんは、インタビューで自身の性格を「あまのじゃく」だと話されていました。
また、家庭教師のバイトをしていたこともあるそうです。そのときは小学生に算数を教えていたらしく、すごく楽しかったと語られていましたよ。
三浦透子の出身大学は?
三浦透子さんは、2019年3月に大学を卒業しています。三浦透子さんの出身大学について調べたところ、詳しい情報は公開されていませんでした。そのため、どこの大学へ通っていたのかはわかりません。
しかし、三浦透子さんは東京の大学へ通っていた可能性が高いと考えられます。なぜなら、三浦透子さんは5歳のときに芸能界へデビュー。小学校卒業と同時に、北海道から東京へ引っ越しています。ですから、仕事と両立するために通いやすい都内の大学へ進学したのではないでしょうか。
また、三浦透子さんは勉強熱心で、数学がお好きなのだとか。インタビューにて、大学では数学を専攻していたと話されています。東京都内で数学を専攻できる大学は、約40校もあるそうです。これだけたくさんあると、特定するのはなかなか難しそうですね。
そもそも、三浦透子さんが大学へ行こうと思ったきっかけは、「芸能界以外の世界を知りたかった」からだとか。そのため、高校も一般の学校へ進学しています。
この仕事が当たり前である人生を歩んできてしまったので、そうじゃない世界を知りたかったんです。いや、知る時間を作らなくちゃと思ったというか。だから高校も一般の高校でしたし、大学にも行こうと思いました。
引用元:Hint-Pot
芸能関係のお仕事をされているなら、芸能人に対応した大学を選びそうですよね。しかし、三浦透子さんは「芸能界以外の世界が知りたかった」と語られています。
このことから、三浦透子さんが通っていた大学は「数学が専攻できる東京の一般的な大学」ではないかと推測します。
三浦透子さんが数学を専攻した理由は「数学は言語でも哲学でもある」からだそうです。なんでも数学からお芝居に通じる要素があるのだとか。三浦透子さんが考える数学と演技の関係性について、インタビューで話されていました。
数学とお芝居って、直接的には関係ないけれど、数学を学んでいたから「あ、これってもしかして」と気付く発見があって。数学が、少なからず自分の役者としての個性を形成しているような気もします。
引用元:SPICE
とても深いお話ですよね。三浦透子さんは演技をする際、与えられた役について全力で理解しようとするみたいです。
また、三浦透子さんは考えることがお好きなのだとか。インタビューで脚本を解釈する時と、数学で答えを求めるときの頭の使い方が似ていると話されていましたよ。
数学はひとつの答えに対して、複数の解き方があって、その中から状況に応じてほしいものを選ぶ。使う言葉も厳密でないといけない。脚本を解釈するときの頭の使い方にけっこう近いと思います。だから、演技のときもまずは自分で考えたいんですよね。考える時間が好きなんです。
引用元:i-D
役を理解する方法は、数学で答えを導きだすように考えを深めていくのだそう。数学は一つの答えに対し、さまざまな解き方がありますよね。そして、その中からベストな答えを選ぶはずです。役作りも同じように、監督の指示の裏側にはどのような理由があるのか、さまざまな角度から意味を考え抜くことで答えを導きだしているようです。
三浦透子さんは常に考えながら、役への理解を深めているのだと思います。数学から得た考え方により、一つの役が作られ、三浦透子さんの演技へと活かされているのではないでしょうか。

三浦透子さんの演技力の裏に、数学の影響があったとは驚きですね。
三浦透子の子役時代は2代目なっちゃん!
三浦透子さんは2002年5歳のとき、「サントリーなっちゃん」のCMでデビューしました。オーディションで約3,000人の中から“2代目なっちゃん”に選ばれたそうですよ。
当時、幼稚園に通っていた三浦透子さん。かわいらしくて、元気がよく、カメラの前で物怖じしなかったことが理由で選ばれたそう。審査員から「何か歌って」と言われたときも気分が乗らなかったため「嫌です」と断ったのだとか。

私が幼稚園のときは三浦透子さんのように堂々としていませんでしたから、本当にすごいと思います。この頃から、なにか光るものがあったのですね。
他にも、三浦透子さんが子役時代に活躍した作品がありました。2011年までの代表作品をまとめたので紹介していきます。
- 天才柳沢教授の生活(2002年ドラマ)
- チョコミミ(2007年ドラマ)
- 鈴木先生(2011年ドラマ)
- 広島ガス(2003~2006年CM)
- 池田模範堂 ムヒソフト(2003年CM) など
こちらで紹介した作品以外にも、さまざまなドラマや映画に出演されていましたよ。三浦透子さんが活躍した作品のなかで、今回は3つの代表作品に絞って紹介したいと思います。
天才柳沢教授の生活
2002年10月から放送されたドラマ「天才柳沢教授の生活」。主人公である柳沢教授を演じるのは、松本幸四郎さんです。
こちらの作品は、規則正しく暮らし、世の中のルールを守りながらも我が道をゆく柳沢教授の日常を描いたお話です。主人公をはじめ、家族や友人といった周囲の人たちの関係性や心の変化についてユーモアたっぷりに描かれています。
当時、平均視聴率が9.4%、最高視聴率は12.6%を記録しました。三浦透子さんは、柳沢教授の孫娘である「山口華子」役を演じています。
抱っこされている女の子が当時5歳の三浦透子さん。なっちゃんのCMに出演したわずか半年後に「天才柳沢教授の生活」で女優デビューを果たしました。こちらの作品でもかわいらしいと評判になったそうですよ。
チョコミミ
2007年10月から放送されたドラマ「チョコミミ」。チョコミミは少女漫画雑誌「リボン」で掲載されていたショートギャグ漫画です。友情に恋におしゃれに、女の子の好きなものが詰め込まれたこちらの作品は、一躍人気となり、実写ドラマ化されました。
女子中学生の日常と恋愛模様が描かれたお話で、登場人物のファッションを紹介するコーナーもあるようです。お笑いだけでなく、おしゃれの参考になるのもポイント!
三浦透子さんは、当時10歳。ナルシストで、キュートな見た目の男の子「桃山ムム」役を演じています。
美少年で小悪魔な役を演じる三浦透子さん。男の子役も演じられていたとは・・・ボーイッシュな感じが、とても素敵ですね!
三浦透子さんはチョコミミで、剛力彩芽さんとも共演されています。
鈴木先生
2011年4月から放送されたドラマ「鈴木先生」は武富健治さんのコミックが原作となっています。原作漫画は2007年、「文化庁メディア芸術祭マンガ部門最優秀賞」を受賞しました。
中学校の教師である鈴木先生が、生徒たちの悩みと向き合いながら成長していくというお話。三浦透子さんは「樺山あきら」という生徒役で出演しています。樺山あきらは食いしん坊で酢豚が大好きな女の子だそう。
三浦透子さんは、個性的な役も原作に近いイメージで、愛嬌たっぷりに演じられていたことから高い評価を得ています。
こちらの作品では土屋太鳳さんや松岡茉優さん、北村匠海さんといった方たちと共演されているようです。

当時、子役だった役者さんと一緒に、三浦透子さんも刺激をもらいながら、演技力を磨いていたのかもしれません!
代表作品を3つ紹介しました。三浦透子さんはCMデビューしてから、女優になるまでが早かったようですね。一緒に共演されていた方にも驚きました!

子役でありながら、存在感を示してきた三浦透子さんは只者ではないことがわかりますね。
三浦透子の現在の活躍
三浦透子さんは子役のときも活躍されていましたが、現在の活躍ぶりも素晴らしいのです。三浦透子さん現在の主な活躍をまとめました。
- 新海誠監督のアニメーション映画「天気の子」の主題歌で女性ボーカルを務め、第70回NHK紅白歌合戦に出場(2019年)
- NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ ひなた編」にヒロインの幼馴染であり、親友でもある「野田一恵」役として出演。(2022年)
1980年代の短大生役を演じている。 - 第45回日本アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれた「ドライブ・マイ・カー」に出演。(2021年)
抜群の運転技術をもつ主人公の専属ドライバー「渡利みさき」という重要な役を演じきる。
女優でありながら、紅白歌合戦へ出場されていることに驚いた方もいるのではないでしょうか?透き通る声で、心に染み入るような歌声にRADWINPSの野田洋次郎さんが着目したことで抜擢されたようです。
三浦透子さんの魅力は何といっても、それぞれの役柄を自由自在に演じられるところでしょう!
三浦透子さんの出演作品を見たあなたはわかると思いますが、役によって雰囲気が全然違うのだそう。三浦透子さんだと気がつかないほど、役に馴染んでいるのだとか。
例えば、カムカムエヴリバディの「野田一恵」を演じているときの三浦透子さんは、かわいらしい聖子ちゃんカットに着物姿。
ヒロインである、ひなた達とテンポよく会話を繰り広げたかと思えば、ときには鋭いツッコミをする頼もしい友人として登場しています。
ドライブ・マイ・カーの「渡利みさき」を演じているときは、メンズシャツにキャップというラフな格好という地味な装い。
ほぼ無表情で寡黙という「カムカムエヴリバディ」とはまったく雰囲気が違う役を演じています。中高生の男の子のような見た目であるにも関わらず、内面は大人で言葉一つひとつに重みがあるのだそう。
「渡利みさき」という役は運転が上手なドライバーです。三浦透子さんは「渡利みさき役」が決まった際、運転免許を持っていませんでした。
そのため、役作りのために、それまで持っていなかった運転免許を取得し、練習したとインタビューで語られていましたよ。
この役を演じるにあたり、免許を取りました。濱口さんが「運転練習がみさきの役作りだと思ってください」と最初からおっしゃっていて、その言葉の通り運転練習をひたすらやりました。
引用元:トーキョー女子映画部
三浦透子さんは、役作りのために努力を積み重ね、高い演技力がなければできない難しい役を見事、演じきりました。その結果、「ドライヴ・マイ・カー」でブルーリボン賞助演女優賞や第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
三浦透子さんが演じる役は、どれも十分すぎるほどにリアリティがあるのだそう。等身大で演じられているのは、役作りへのこだわりがすごいからではないでしょうか。役への理解を深め、飾らずに演じているからこそ、どんな役でもなりきることができるのだと思います。

きっと小さい頃から役を演じてきた経験と、努力を積み重ねてきたからこそ、今の三浦透子さんがいるのでしょうね。
まとめ
今回は、三浦透子さんの出身大学とその活躍ぶりについてまとめました。
三浦透子さんの出身大学は、残念ながらわかりません。しかし、小学校卒業とともに北海道から東京へ引っ越しされているので、おそらく都内の大学かと思われます。
演技力があり、どんな役柄でも演じられる三浦透子さん。その裏には、数学の考え方をお芝居に活かしているという秘密がありました。三浦透子さんは子役のときから活躍されていましたが、役作りについてしっかり考えているからこそ、さまざまな役を演じられるのだと思います。
今後も、三浦透子さんの活躍に注目していきたいですね。